第13回介護セミナー「みんなの安心、成年後見制度の活用の仕方」行われる

6月20日月曜日に、第13回介護セミナーが行われ、鎌ケ谷市内、近隣市の病院、居宅、特養から、看護師、OT、MSW、ケアマネ、社会福祉士など13名が参加しました。今回のテーマは成年後見制度です。講師の辻章嗣社労士が、いざという時に自分を守りみんなを安心させる法定成年後見制度の仕組みと活用の仕方をわかりやすく解説しました。特に今回は、介護現場で実際に高齢者と向き合っている方々の立場に立って、この制度をどのように活用し、問題を解決していくかという観点から、制度の基本理念をベースに、成年後見人の役割、類型、できることできないこと、制度の区分などを詳しく事例をあげて説明してもらいましたので、参加者には好評でした。また、千葉県の行政の相談窓口や実際の申請書類の資料も用意されていたので、参加者からは「わかりやすかった」と、感想が寄せられました。

質問のコーナーでは、後見人ができないとされる「身元保証人」などの役割を施設が要求してきた場合の対処の仕方、生活保護の方の場合の費用の問題、任意後見人の選定の仕方、また、後見人の不正を防ぐ制度についての質問など切実な問題が多数寄せられ、出席者が現実に向き合っている問題があぶりだされました。

 

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