食事会に同行してきました

八王子ステーションです。

最近ベッドに臥床がちになっていた利用者さんがいました。
病気になる前はみんなで集まって食事会をするのが好きだったようで、今回奥様が食事会を企画しました。
状態が心配なこともあり、看護師の自費同行の希望がありました。

朝から着替えを行い、介護タクシーに来てもらい、しっかりジャケットも着てお出かけです。

食事会場には親族が10名以上集まっており、到着してすぐに笑顔が見られピースサインも見られました。

家にいる時より表情が豊かで、笑顔も多く見られてすごく楽しそうでした。

奥様がおっしゃっていたのは、
「やることで色々問題はあるかもしれないけど、やらないで後悔するよりやってみた方がいいと思うの」
と話してました。

この利用者さんは持続点滴、気管孔、在宅酸素、尿道カテーテルが入ってます。
奥様の言う通りリスクを気にして何もせず、この先後悔する方が辛いことかもしれません。
しかし、家族だけで決断するのは難しいことも多いと思います。医療者のバックアップがあってこそ出来ることもあるはずです。
そして、在宅医療だからできることもあると思います。

今回同行させて頂いて、家族の力に勝るものはないと改めて学ばせていただきました。

*ご家族の同意のもと写真は掲載しております。

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